フル出社でも交通費は削れる!「毎月1ヶ月定期」の人が損しているカラクリ
「ウチの会社はテレワーク制度がないし、有給もあまり使わない。だから毎月1ヶ月定期を買うのが一番お得に決まっている」
多くのビジネスパーソンがこのように考え、疑うことなく毎月定期券を更新しています。
しかし、実は 「フル出社だからといって、毎月1ヶ月定期を買うのは不正解」 だということをご存知でしょうか?
今回は、毎日出社する人が陥りがちな「1ヶ月定期の罠」と、そのカラクリについて解説します。
1ヶ月定期の損益分岐点は意外と「高い」
そもそも、1ヶ月定期券は「何日出社すれば元が取れる(都度払いより安くなる)」のでしょうか?
路線や区間によって多少前後しますが、一般的な通勤路線の損益分岐点は 「17日〜18日」 です。
つまり、月に17日以上出社すれば定期券がお得になり、16日以下ならその都度ICカードで支払った方が安く済みます。
「平日(月〜金)はだいたい20日〜22日あるから、普通にフル出社していれば余裕で元が取れるじゃないか」
そう思われるかもしれません。しかし、ここに 「カレンダーの罠」 が潜んでいます。
連休や祝日が「余裕」を食いつぶす
カレンダーには土日以外にも「祝日」が存在します。
さらに、お盆休みや年末年始、ゴールデンウィークといった会社固有の「長期連休」も加わります。
たとえば、ゴールデンウィークがある5月。
土日祝日でお休みが10日〜11日あると、平日の稼働日(出社日)は一気に 「19日」や「18日」 にまで減少します。
もしその月に風邪を引いて1日休んだり、会社の創立記念日があったりすれば、出社日数はあっという間に「17日以下」へと転落します。
そう、「ただ普通にカレンダー通りにフル出社しているだけ」でも、月によっては1ヶ月定期の損益分岐点を下回ってしまう のです。
「何月が損か」を正確に見極めるのは難しい
「では、祝日が多い月だけ定期券を買わなければいいんだな」
理屈としてはその通りですが、毎月カレンダーとにらめっこしながら「今月は土日と祝日を引いて…出社が何日だから…」と計算し続けるのは現実的ではありません。
しかも、月をまたいで定期券を購入する場合(例:5月15日〜6月14日)は、2ヶ月分のカレンダーの祝日をまたいで計算する必要があり、人間の頭では完全に不可能になります。
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