夏の休日は川遊びやBBQへ!レジャー目的で定期券の区間を変更・延長するのはアリ?
夏本番、休日は家族や友人と一緒に、涼しい川辺で水遊びやバーベキュー(BBQ)を満喫する方も多い季節です。
奥多摩や秩父、丹沢などの大自然が楽しめるエリアに何度も足を運んでいると、地味に痛い出費となるのが「電車での交通費」です。
実は、このように夏の間だけ特定のエリアへ頻繁に通う場合、「自己負担で通勤定期券の区間をレジャーの最寄り駅まで延長(変更)する」 ことで、トータルの交通費を安く抑えられる可能性があります。
今回は、レジャー目的で定期券の区間を変更する際のお得な計算方法と、絶対に知っておくべき注意点について解説します。
会社が認める範囲なら「区間延長」は有効な節約術
そもそも「通勤定期券を、会社に申請したルート以外で買ってもいいの?」と不安に思うかもしれません。
一般的には、会社から支給される「本来の通勤ルート分の運賃」を超過しない限り、超過分の差額を自分で負担して定期券の区間を伸ばして購入することは認められているケースが多いです。
(※ただし、就業規則で「申請ルートと完全に一致する定期券の購入」が厳密に義務付けられている会社もあるため、事前に必ず確認してください)
もし問題なければ、本来の「自宅〜会社」の区間を「自宅〜会社〜川辺の最寄り駅」のように延長して買うことで、週末のレジャー交通費を定額の「乗り放題」にしてしまうことができます。
損益分岐点は「差額」と「行く回数」で計算する
では、区間を延長した方がお得になるのは月に何回BBQへ行く場合なのでしょうか。
たとえば、会社からBBQ会場の最寄り駅までの運賃が「片道600円(往復1,200円)」だったとします。
そして、定期券の区間を延長した場合の「1ヶ月定期代の値上がり分(差額)」が「2,500円」だったと仮定します。
- 都度払いの場合:BBQへ行くたびに往復1,200円の出費
- 定期延長の場合:月に2,500円の追加負担で乗り放題
この場合、月に「2回」行けば2,400円でほぼトントンになり、月に「3回以上」行くのであれば、定期券を延長しておいた方が安くなる という損益分岐点が見えてきます。
【重要】6ヶ月定期の人は「払い戻し損」に要注意!
ここで、前回の「海水浴での区間延長」の記事でも触れた非常に重要な注意点をお伝えします。
この区間延長の裏ワザがお得になるのは、「普段から1ヶ月定期を買っている人」や「たまたま夏休み前に今の定期券の有効期限が切れる人」だけ です。
もしあなたが現在「6ヶ月定期」を使っていて、8月だけ区間を変更しようとした場合、一度いまの定期券を払い戻す必要があります。
定期券の払い戻しには手数料がかかる上、「月割計算」という非常に厳しい計算式が適用されるため、結果的に数千円から1万円以上の「払い戻し損」が発生してしまい、全く節約になりません。
アプリで「本来の通勤」が赤字にならないか確認しよう
1ヶ月定期を使っていて区間延長ができそうな方でも、さらに気をつけなければならない大前提があります。
それは、「そもそもお盆休みなどで出社日数が減る8月に、元の通勤定期券自体の元が取れているのか?」 ということです。
もし出社日数が少なく、元の定期券すら赤字になってしまう月なのであれば、そこに追加料金を払って区間を延長するのは本末転倒です。
そんな「今月はそもそも通勤定期券を買うべきなのか」という根本的な判断に頼りになるのが、交通費最適化アプリ『TeKeep!』 です。
TeKeep!に自分の片道運賃と定期代を設定し、カレンダー画面に出社予定の日を指定するだけで、
「指定した期間を通して、一番安くなるように定期券を買うべき日はいつか(あるいは都度払いが良いのか)」 をアプリが全自動でシミュレーションしてくれます。
まずはアプリで「本来の通勤」の損益分岐点をしっかり確認した上で、夏のアウトドアレジャーを賢く楽しみましょう!